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強い自分、弱い自分

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12歳ですべての髪をなくしました。脱毛症です。今は「髪のない私にありがとう!」とご機嫌に暮らしています。多様性が当たり前になる社会に向けて活動中。 ■好き:おにぎり、風、星空、家族 ■モットー:自分を生きる、自分を楽しむ♪ ■著書「ここからの一歩」~母さん、髪がなくても大好きだよ~

「美緒乃さんは、強いですね」「自分はそんなに強くなれない……」

そんなことを言われることが 多い気がします。

確かに、髪がない状態で ハッピーに暮らすということに関しての私は 最強です!

でも、私も初めから こんなご機嫌な人になれたわけではありません。

いっぱいいっぱい泣きました。楽しむなんて 出来るわけがなかった。

心無い言葉に傷ついたり、将来のことなんて 全く考えられなかった。

そんな中でも、日々目の前のことを頑張ったり、

頑張れないときは 休んだりしながら 生きていました。

そしたら、高校生の時「私は、絶対に幸せになれる!」と、

根拠のない自信が 下りてきたんですよね。

今思えば、それは 私の味方になってくれた 目に見えない存在の力や、

未来の私が送った光だったのでは? と感じたりもします。

それからは、光と闇の中を行ったり来たりしながら、導かれていきました。

いつも誰かが寄り添ってくれたおかげで、頑張ってこれたなぁって思います。

出来る場所で 出来ることを一つ一つ、一歩一歩……

そんなこんなで、気づいたら、自覚ないけど 強い人?になっていました。

 

私は 自分のことが大好きですが(笑)、自信満々というわけではありません。

他のことでは、出来ないことも多いし、弱気になったりすることもあります。

それは 誰にでもあることじゃないでしょうか?

表と裏、光と影、過去と未来・・・どれもセットです。

どちらか片方だけだなんて、それは不完全です。

だから、強い自分、弱い自分、そのすべてを受け入れること

どんな自分も大切なんです。

だから、必要な時に 必要な人が現れ、必要なことが起きる。

あなたは一人ではありません。

あなたの味方になってくれる人は必ずいます

素直に「助けて」「手伝って」と声をあげ、

心と手を取り合って 一緒に歩んでいけばいい。

きっと その一歩一歩が、今日 一緒に笑える日に 繋がっています。

すべてに感謝。

頑張ってない人なんていない。どんな自分にも「ありがとう」って言ってあげよう。

 

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12歳ですべての髪をなくしました。脱毛症です。今は「髪のない私にありがとう!」とご機嫌に暮らしています。多様性が当たり前になる社会に向けて活動中。 ■好き:おにぎり、風、星空、家族 ■モットー:自分を生きる、自分を楽しむ♪ ■著書「ここからの一歩」~母さん、髪がなくても大好きだよ~
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