見た目
目立ちますね～
先日、娘の小学校の発表会がありました。
私は 保護者席で子どもたちの演技を観て、夫は 後ろからビデオ撮影。
家に帰り、さっそくビデオを再生すると。。。
まず初めに目が行くのは、保護者席に座る 私のツルツル頭！
しっかり着込んだ服から ひょっこり出た私の頭は、
親指みたいで 笑ってしまった・・・。
この頭で過ごすようになって約25年。
自分では髪がないのを 時々忘れそうになるぐらい ふつーの感覚で生きてるけど、
改めて他人の目として見ると、やっぱり目立ちますね～。
ウィッグは ここ20年 全くかぶっていません。
普段の買い物も、もちろんこのまま。
誰かから 何かを言われることは ほとんどない。
小さい子は、親に手を引かれながら、珍しそうに私を見ている。
前を通りすぎても、振り返ってずーっと 私に釘付け。（可愛い♡）
大人は、おもむろに驚いたり、じーっと見たり、慌てて目線を外したり・・・
色んな反応を ひそかに楽しんでいます（ごめんなさい）。
あまりに見られると「えっ…知り合い⁈ 挨拶する？」と考えるけど、
知らない人だった ということがほとんど。やっぱり見ちゃいますよね。
でも、どんなに見られても、何か言われたとしても 全く気にしない。
上を向いて風を感じられることが 本当に心地よくて 幸せいっぱいに感じます。
髪のない自分が好き
プロフィールに書く「髪がなくなってよかったー」は本当です。
昔の自分が知ったら、「はぁ？ 何言ってんの⁈ 」と怒られるかもしれないけど（笑）
髪がなくなったおかげで 出会うことが出来た家族や仲間、そして経験の数々。
「髪がなくなってよかった」心底そう思えたのは、
去年（2019年）自分の経験が 人権劇になったことから。
（ 人権劇についての記事はこちら➤https://miono11.com/zinkengeki/ ）
鏡に映る自分を醜いと感じ、泣いていた時のこと、
ばれたらどうしよう？と、おびえながら隠していた時のこと、
「かつら！」と笑われ いじめられていた時のこと・・・
そんなことを思い出すと、自分でも驚きです。
見た目
生まれつきや様々な理由で 見た目にコンプレックスを抱えている方、
そのせいで 学校生活や 就職、結婚・・・
社会の中で 生きづらさを感じている方、
自分を好きになりたくても なれない方もおられます。
そんな方々を見て、心無いことをいう人もいる。
小さい子だけでなく、中高生や、大人でも… 残念なことです。
どんな見た目だろうが、その人にしかない 輝きがある。
どんな個性、どんな状況にいようが、誰にも生きている価値がある。
私は周りの人からたくさん褒められて、自分のことが好きになりました。
一歩ずつ自分らしく歩くための 自信になりました。
自分を好きになって、自分が心地よさを感じられれば、
誰に何を言われたって、「で、それが何か？」とスルー出来るし、
今ある幸せを感じたり、
こんな私だったからこそ！と すべてに感謝 できるのです。
こんな私を可愛いと言ってくれる 家族や仲間がいる、それで十分。
周りにいる人は、
いっぱい「可愛い」「かっこいい」「素敵！」と言ってあげてください。
色んな人がいることを知ってください。
いつか自分が 急に 見られる側 に変わったとしても、
自分を好きになって 自分を楽しめるように。
どんな見た目でも、どんな自分でも 皆がふつーに街中を歩き、
ふつーに暮らせる社会になるように。。。
髪を生やしたいと頑張っておられる方へは もちろん応援したい。
私は、髪が生えても生えなくても どちらでもいい。
今は「このために生まれてきたんだ。」
「せっかくだから、この見た目を うーんと楽しもう♪ 」と思っている。
どこかで私を見かけたら、どうぞ見てください。
「なんで髪がないんですか？」初対面でも お気遣いなく聞いてください。
「私にも分からないんですよ～」としか答えられませんけど・・・（笑）
同じ 人と 人として 距離を近づけることから 始めたいですね。
