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書くということ 本の出版

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書く
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12歳ですべての髪をなくしました。脱毛症です。今は「髪のない私にありがとう!」とご機嫌に暮らしています。多様性が当たり前になる社会に向けて活動中。 ■好き:おにぎり、風、星空、家族 ■モットー:自分を生きる、自分を楽しむ♪ ■著書「ここからの一歩」~母さん、髪がなくても大好きだよ~

書くことが 好きだったみたい

先日、断捨離をしていたとき、

久しぶりに、母が残してくれた『私の成長グッズ』が入っている箱を 開けました。

中身は、文集、賞状、私が載っている新聞 などなど。

保育園の卒園文集では、自分の描いた絵と おはなしが綴られていました。

保育の卒園文集

「ちいさいいえの ちいさいねこと いっしょにあそびました。」といった内容。

我が子の卒園時は、名前や「あいうえお」がやっと書けるぐらいだったのに。

自分たちの頃は、おはなしまで作っていて 驚きです!

 

次に、小学校2~4年生の日記帳。ほぼ毎日書いてあります。

読み返すと、光景が目に浮かぶし 素直すぎて 笑ってしまう…… (*´∀`)

 

外で遊びたかったけど、仕方なく お友達とままごとをしたとか、

いやぁ、それは書いちゃいけんでしょ、といった 家族の会話、

心のつぶやきまで書かれていたり …… 苦笑

先生もきっと コメントに困ったでしょうね。

でも優しい言葉が 書き添えてあります。

2年生時の日記

日記は、オチがなかったり、いいこと書こうなんて感じもない。

シンプルに素朴に ただ 書き続ける。

幼い頃の自分に 教えられた気がします。

 

学校では 私の 詩や作文が 選ばれたりすることも ありました。

中学校の通知表には、担任の先生から

「面白い文章を書きますね。これからも楽しみです。」

と、書かれていました。

 

言葉の中で育っていた

私が育った家は、本好きの父が始めた 本屋でした。

父の生前は、父が文章を書くという印象は あまりなかったのですが、

先日、見つけたものを読んでみると、

書くことや 伝えることが 好きだったんだろうなと、ビシビシ伝わるものがありました。

とっても温かい言葉だったり、社会性の強いものだったり。

父からもらった手紙も 残っています。

 

私は、文章を書くことが 楽しい、好きでしかたない、

ましてや 文才がある とは思ってなかったのですが、

気づけば、時間を忘れ 書いていたりしました。

また、これまで 褒めて頂いてきた場面を 思い返すと、

それはやはり 父の影響なのでしょう。

 

そして、人前で話したり 発表することが苦手だった私が、

心を表現、解放するために与えられた ギフトだったのだろうか? とも感じます。

 

子どもの頃は おてんば娘で、いわゆる読書少女ではなかったけど、

絵本が大好きで いっぱい読みましたし、

大人になってからも、仕事や子育てで いつも身近にあるのは 絵本でした。

自己啓発や、心理的な本、スピリチュアルなものも

時々 読むようにもなりましたが、

難しい言葉は あまり知りませんし、書けません。(笑)

 

本の出版へ

20代、気づけば 私は 本の出版を 夢見ていました。

30代、少しずつ書いていた日常のエッセイを 新聞に投稿しました。

40代、鳥取県出版文化賞に応募した「100個の夢」が、エッセイ優秀賞に 選ばれました!!

おっと、どうした? 私 ……

自分の言葉が、表に出たことで 何かが動き出したことを 感じました。

 

そして 自分の「100個の夢」の中で、一番輝き続けた「本を書く」という夢への

スイッチが、パチッっと入ったのです。

 

そこから 本格的に書き始めた 1年半は、

TVの音や 娘たちが騒ぐ中、15分の隙間時間であっても、パソコンを打ち続けました。

当時、三姉妹の娘は 保育園児、小学生、中学生。

私自身は 仕事、家事、役員と 何役もこなしていた頃。

しかも 元々 色んなことに興味は持つけど、

飽き性で 一つのことを続けられない私なのに、

このときは、無我夢中 でした。

 

ダーーーーーーッと 書き上げたものを、

友人や 職場の人、公民館の館長さん、小学校の校長先生、園長先生、 ……

本の中で関わる方々に 読んでいただきました。

皆さんのご意見を元に、内容を削ったり 膨らませたり、

突き動かされるような 感覚でした。

 

自分や家族と 向き合う時間にもなりました。

脱毛症のリアルな経験や、心の揺れ動き、

ここまで さらして 書いていいのか?

でも ここを削っては 本当のことが伝わらない …… 葛藤もありました。

 

不特定多数の方の目に触れ、ずっと何年も残る物になる。

そして、本の形にする、本屋に並べてもらうということ。

「本を書きたいな」と、実際に「出版する」は 別次元のものでした。

 

諦めるというより、不安から「本にまでしなくてもいいんじゃないか?」と思う時もありました。

それでも この夢の実現を一番に望み、本の中に込めた思いを 燃やし続けました。

すると、またワクワクし、自分の行動が変わり、

色々な方の言葉に 背中を押され、

自分にはない力や 必要な人が集まってくるのを 感じました。

本当に驚くほどで、感謝してもしても しきれません。

そして、2017年 本の出版が 実現!

 

願い

出版から もうすぐ 4年。

読者の方々の声や、自分の言葉に 私自身 励まされ、

この本をもっと大事に 共に歩いていこうという 気持ちになりました。

心から 感謝 す。

 

本には、脱毛症のこと、児童館で働いていた時のこと、家族とのこと

地域や人権の活動 など 書いています。

色んな方の思いが ギュッと詰め込まれたこの本が 老若男女 幅広い方に届きますように。

特に、

脱毛症の当事者、ご家族、

自分を好きになれない方、

見た目や 心に コンプレックスを抱えている方、

どこかで 一歩踏み出した い方 …… など、

沢山の方に 読んでいただけると、嬉しいです。

 

下を向いている人が、少しでも 心を軽くしたり 生きやすくなりますように。

幸せを諦めず、未来を照らすを 見つけることが 出来ますように。

みんなが 自分らしく生きられる 優しい社会に近づくことを 願っています。

 

 

本の紹介はこちら ➤ https://miono11.com/book/

 

 

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