スキンヘッドで保育士、復帰します!
ありがとうの奇跡の 続き。
詳しくは こちらの記事 ➡「ありがとうのこだま」https://miono11.com/thank-you/
突然のお誘い
昨年末 ありがとう増量期間 100日 を終えた ちょうど翌日、
20年来の友人と、2年ぶりに会い、ランチをしました。
その3日前、友人から 急に誘われ
たまたま お互い空いていた 月曜日に 約束。
友人に おすすめの場所を聞くと、
5軒の情報を、ラインで送ってくれました。
私は、それぞれのお店をチェックし
「このお店に行ってみたい」と返事をしました。
そして、
「予約は 友人がしてくれるかな ?」
「してなくても、 いっぱいだったら 他に行けばいいか 」
と軽く考え、 確認もしませんでした。
11:30 お店に着くと・・・って、ここは ⁉
なんとそこは、24年前 私が 夫にプロポーズされた お店でした!
店名は変わっていて、ネットで観た時は 全く 気付かなかった私。
先に着いた私は、すぐ店内に入り 確認すると、
予約はされておらず、
「13:00までの席が 1つだけ 空いてますが・・・」
と言われました。
私は、迷わず「お願いします!」
と言って 席に座りました。よかったぁ・・・
店内の雰囲気は、24年前と 大きくは変わっておらず、
タイムスリップしたような 何とも不思議な 時空と、
ご縁 を 感じていました。
直ぐに 友人も到着し、まずは、お互いの 近況報告。
久しぶりだし、1時間半しかないので、
私は いつもよりスピードアップで話していると、
友人が「みおのちゃん、スプーンもあるよ」と教えてくれました。
んん?? 気づくと 私は 前菜を食べた ナイフとフォークで、
パスタまで切って 食べようとしてました。笑
お互いの話が 落ち着いた頃、
友人が、「うちの 保育園で 産休に入る先生がいるから、
みおのちゃん、パート で来てみない?」と言ってくれたのです。
えーーーーー!
2年前に「保育士は もう卒業 !」と決めて 辞めていたから、
かなりの驚きでした。
自分に起こることや 出会いは、どれも 必然。
すべて 幸せにつながっている というスタンスで 生きている私。
仕事のことも、委ねて 導かれる方 へ ……
と思っていたところに 保育士の話。
「おっっと そうきたか ⁉ 」という感じでした。
しかも、このタイミング、この場所、この友人から・・・
ご縁が繋がって
約24年前、私は 幼稚園の面接時
「その頭で 働くつもりですか?」
と言われ 断られました。
その後すぐ、初めて 雇ってもらえた 保育園で
友人とは 出会いました。
臨時職員として 約1年 一緒に働き、
それからは お互い別の職場、別の生活へ。
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20数年 着かず 離れずの関係。
近年は 疎遠になってて ……
でも、気づくと友人は、
私の人生の大事なターニングポイントに 幾度と関わってくれていました。
なので、改めて 感謝 の気持ちが沸き上がります。
一緒に過ごした 楽しい時間、
私に似合う服を 選んでくれたり、
私のことを 気にかけてくれる
友人の優しさや 良さを 思い出したりもしました。
だから、この友人からの 声掛けでなかったら、
保育士の復帰は 考えなかったと思います。
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「色々な違いがあることを 認め合う社会 へ向けて、
自分の経験を 役立てていきたい 」
という思いで 保育士を 辞めたわけだけど。
私が、素の頭で 暮らし、
素の頭で 働くことも、
「色々な違いがあることを 認め合う社会」
に近づくのかもしれない。
この保育園なら 自分らしく
今まででやってきたことが、生かされる。
歩いてきた 道と、この先 歩いていく道 が 1つになる
そんな感覚にも なりました。
けっして、私の生き方を目指すことが いい と言いたいわけではない。
この頭をさらして、社会をかえよう!と 大それたことを 考えてるわけでもない。
私は、ただ自分の心に正直に 心地よく 生きている。
それが、誰かの 灯 になれば 嬉しい。
自分のことを SNS で 発信するようになったことで、
同じ境遇の人と 繋がることができた。
自分のやってきたこと、周りにある 有難い環境が
当たり前ではなかった ことにも気づけた。
この2年間は、
自分や 家族の時間を 取り戻し、
ゆっくり 自分と向き合う時間 でもあったと感じます。
そして、人前で話す機会も 少しずつ増え、本当の意味で
自分の道への覚悟 を決めた直後にあった 友人からのお誘い。
きっと そのための時間だったのでしょう。
霧のかかった空が、スッキリ 晴れていくようでした。
採用は・・・
履歴書には、勿論 スキンヘッドの 私の写真 を添付し、
保育園での 面接。
そして 履歴書は 関東 にある 本社 へ。
数日後、本社の方から 電話があり
「採用です」と言って頂きました。
電話の後、友人に報告すると「よかったぁ」と安心していました。
数日後、契約書等の 書類が届き、
提出物を 揃える中
免許書 や、マイナンバーカード に写っている
スキンヘッドの私の写真を 改めて見た時、
「そういえば、本社の人 私の髪のことには 一切 触れてこなかったなぁ」
私も「この頭で働きますけど ……」とか全く言わなかったし、
確認することすら 考えもしなかった。
だから 素直に、
「理解ある会社で よかったぁ」と思います。
友人も 話してくれていたのかな?
気にする必要もないとは 思っているけど、
脱毛症で 就職に 困難を 抱えている人 のことを 考えると
まだ、全ての人が 当たり前に受け入れられる 社会ではないから、
やはり すごく 有難いことです。
とりあえず 1年間、その先は どうなるか分からないけど、
このご縁、目の前の 相手を大切に、
自分のできることで、喜ばれる存在になれたら 嬉しいです。
子ども達や、スタッフの方々と一緒に 楽しみます。 (^^♪
色々な違いを 認め合える社会へ・・・
少し 髪型の違う私、多くの人とは 違って見える私。
まずは、
色々な人がいること、色々な人が 一緒に暮らせることを
知って もらえれたら いい。
見慣れて くれたら いい。
何か特徴があっても 同じ人間 だなって。
まずは、身近な家族、
地域、学校、子ども達の友人、
職場、普段 立ち寄るお店 から。
家族や 周りの人も、
不安、戸惑い、葛藤、
疑問、発見、喜び ・・・ 様々なことを感じながら、
共に 成長していくと 思うのです。
身近で、リアルに 自分のこととして
周りからの視線や 世間の反応を 味わうことは、
とても 大きな意味を持つ。
そして気づく。
やっぱり 〇〇さんは、〇〇さん、
大好きな 〇〇さんには、変わりない。
この人だから 話せる 言葉 がある。
この人だから 感じられる 心 がある。
この人だから 思い描ける 未来 がある。
だから、自分も 自分 でいい。
そんな 一人ひとりの 成長と、
深めた絆、愛情 が 少しずつ 社会に 広がっていく。
私は、そう思います。
一人ひとりの やり方、
今いる場所に 存在している というだけで、
その 役割 を 果たしていると思うのです。